Stay Fair
Interview

まずは自分自身が、
VALUEの体現者であること。

インヴァランスの自社物件のデザインを担う建築設計部の責任者として、価値ある不動産の具現化に尽力。インヴァランスのものづくりの根幹を担う一人として活躍している。

これまで都度教育していたことが、
言葉になった。

私たちの仕事は設計ですが、お客様が自社なので、注文住宅を設計する際のような要望はあまり出てきません。

ということは、逆を言えば設計である自分たちが自ら考えなければいけない余白も多いということです。それを考える際の道しるべがあるといいなと思っていたところだったので、このVALUEの存在はとても大きいですね。

いままでは、日々指導するときにケースバイケースで考え方や大切にしたほうがいい判断軸を伝えていたのですが、言葉として掲げることで、目に見えるようになったのはとても良いなと実感しています。ずっと伝えたかったものが形になったので、これらを設計部に落とし込んで共有していきたいと思っています。

設計部として、
アウトプットにもVALUEを。

VALUEとして、同じ言葉だとしても特に設計部に落とし込んでいったときにオリジナリティが出るなと思う部分はあります。

たとえば、STAY FAIRの「中長期で考えよう」に関しては、私の頭の中では自分に向けた言葉でもあるんですが、建物のありかたを示している言葉でもあるなと思っています。

他の部署とは違って、アウトプットに対してもこういう価値観が反映されてほしいですね。実際にこれまでも、建物は長く価値がつづくことが大切だとは思ってやっていたんですが、言葉になったことに意味がある。

投資商品なので、ずっと長く資産価値を保つことが第一だと普段から言っているんですが、より明確になった感覚はありますね。

成長にとって、
必要不可欠な要素がある。

そのほかにも、設計部として大切にしたいなと思ったのはTRY&CHANGEで出てくる「結果を振り返ろう」ですね。

設計という仕事は頭に知識を詰め込んだらすぐにできる仕事ではなくて、経験をしっかり糧にしてできるようになっていく事が大事なので、その意味では結果を振り返るのは必要不可欠なんです。

また、「恐れず踏み出そう」に関しても、少し補足が必要だとは思ったんですが、思い切りの良さは重要ですね。根拠なく面白そうだからやってみますというのは違いますが、ちゃんと考えたうえで恐れずにやってみようが大事ですよね。

ものづくりには、そういった挑戦からしか生まれてこない新しいもの、いいものがありますから。

VALUEを体現した社員が、
会社のカラーになっていく。

VALUEは全社員がその意味や解釈を考え、揃えていく必要があるものだと思っています。そのカラーになった全社員の集合体がインヴァランスとして社会から認知されていく。そう考えると、VALUEは改めて大切だと思いますね。日々これを意識してやっていくことで、段々とインヴァランスらしさが育っていくんだと思っています。

ともあれ、こういうことを話している自分自身が、まず先頭をきって体現者であらねば示しがつかないですよね。もともと自分がやっていないことを人にやれと言うのは苦手ですし、ともかくまずは自分から。

そして、部内のメンバーに浸透し、その先には全社に浸透していく。そんな未来を思い描いています。

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